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関西電力も卒FIT向け「仮想預かり」プラン、蓄電池なしで余剰電力を有効活用:太陽光
関西電力が卒FITを迎える住宅用太陽光発電ユーザー向けに、同社が余剰電力を同社が仮想的に預かったとみなす仮想預かりプラン「貯めトクサービス」の申し込み受付を開始。蓄電池などを設置せずに余剰電力を有効活用できるプランだ。
関西電力は2019年9月、「再生性可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)」による電力の買い取りが終了する住宅用太陽光発電ユーザー(卒FITユーザー)向けに提供する「貯めトクサービス」の申し込み受付を開始した。同社が余剰電力を同社が仮想的に預かったとみなすプランで、蓄電池などを設置せずに余剰電力を有効活用できる。
貯めトクサービスは、卒FITユーザーの余剰電力を同社が預かったとみなす「仮想預かり」サービス。預かった電力量分を月々の電気料金から割り引くことで、余剰電力を有効活用できるサービスだ。提供エリアは関西電力管内のみとなっている。
サービスの利用には預けられる容量に応じて、月額のサービス利用料が発生する。50kWh/月、150kWh/月、無制限/月の3種類で、月額のサービス利用料はそれぞれ800円、2350円、5000円(消費税10%を含む)。なお、契約プランの上限容量を超過した場合は、通常の買取単価8円/kWhで買い取りを行う。
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