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コニカミノルタが中国生産拠点を再エネ100%で運用、太陽光発電+証書の活用で:自然エネルギー
コニカミノルタは、中国の複合機生産拠点の1つであるコニカミノルタビジネステクノロジーズ(無錫)に、太陽光発電システムを導入し、使用電力の100%が再生可能エネルギー由来となったことを発表した。
コニカミノルタは2020年1月21日、中国の複合機生産拠点の1つであるコニカミノルタビジネステクノロジーズに、太陽光発電システムを導入し、使用電力の100%が再生可能エネルギー由来となったことを発表した。
BMWXは、コニカミノルタの主力製品である複合機やデジタル印刷システムの生産会社。江蘇省無錫市から2017年に「クリーン生産企業認定」を受け、中国国内でも環境保護活動を推進する。
同社は、2020年1月1日より発電容量1.7MW(メガワット)の太陽光発電システム(設置面積2万5,000m2)を導入し、電気使用量の約16%を太陽光発電で賄うこととなった。 これと同時に、使用電力を再エネ電力証書(中国国内で利用可能なI-REC認証)付きの電力に切り替えることで、再エネ100%を達成している。
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