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東京ガスが群馬県の太陽光を取得、国内の再エネ取扱量が100MW超に:太陽光
東京ガスの100%子会社のプロミネットパワーは、安中ソーラー合同会社を通じて、「安中市太陽光発電所」(群馬県安中市)を取得した。発電端出力は63.206MW(MW)で、2020年1月より運転を開始している。
東京ガスの100%子会社のプロミネットパワーは2020年2月12日、アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッドが運営してきた特別目的会社の安中ソーラー合同会社を通じて、「安中市太陽光発電所」(群馬県安中市)を取得したと発表した。発電端出力は63.206MW(メガワット)で、2020年1月より運転を開始している。
関東圏内最大級の発電容量を有する本発電所の取得により、東京ガスの国内における再生可能エネルギー電源取扱量は100MW超となった。
固定価格買取制度の適用期間終了後は、自社電源としての活用を考えている。年間約5.6万トンのCO2削減に寄与する電力となる。
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」で掲げた、2030年における国内および海外での再生可能エネルギー電源取扱量5GW(ギガワット)の達成に向け取り組んでいく。
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