ニュース
太陽光×蓄電池で“停電レス”の住宅を、エクソルが2020年夏から販売:太陽光
エクソルが太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた住宅向けパッケージ「NEW レジリエンスパック〜停電レスの家〜」(以下、レジリエンスパック)を2020年夏から販売。停電時に使える電化製品、コンセントの範囲に応じて、太陽光パネルや蓄電池の容量を3種類から選べる。
エクソル2020年は2月26日、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた住宅向けパッケージ「NEW レジリエンスパック〜停電レスの家〜」(以下、レジリエンスパック)を2020年夏から販売すると発表した。停電時に使える電化製品、コンセントの範囲に応じて、太陽光パネルや蓄電池の容量を3種類から選べる。
レジリエンスパックは平常運転時は日中、太陽光発電の電力を住宅で利用しつつ、余剰電力は蓄電する。蓄電池に貯めた電力は電気料金の高い夕方の時間帯などに利用するなどの運用により、住宅の電力コスト削減に活用できる。
停電時には自動で電源モードに切り替わり、太陽光発電システム関連機器や蓄電池本体、ブレーカーなどを操作せずに住宅で電力が利用できる。蓄電池の容量はライトモデルが2kWh(キロワット時)以上、スタンダードモデルが5kWh以上、プレミアムモデルが10kWh以上となっている。プレミアムモデルの場合、一般的な電化製品の他、温水器やIHクッキングヒーターなど200V級の電化製品まで利用可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
台風15号による千葉県の大規模停電、8割の太陽光ユーザーが自立運転機能を活用
太陽光発電協会が千葉県に大規模な被害をもたらした台風15号の災害時における、太陽光発電の自立運転機能の利用に関する実態調査の結果を公表。住宅用太陽光発電システムを設置しているユーザーの約80%が自立運転機能を利用したという。
停電時に太陽光発電の自立運転を使ったか? 静岡県がアンケート調査
静岡県は台風24号による大規模停電発生時における、県内の住宅太陽光発電設備(自立運転機能)の利用実態について調査を実施。自宅で停電があったユーザーのうち、自立運転機能を有しているにもかかわらず、機能を利用できなかったユーザーは18%を占めた。
テスラが家庭用蓄電池「Powerwall」の日本展開を発表、価格は100万円を下回る
米国のEVベンチャーTesla(テスラ)が、家庭用蓄電池「Powerwall」の日本での販売時期を発表。2020年春から設置販売を開始する。13.5kWh(キロワット時)と大容量ながら、100万円を切る本体価格を実現した。
