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商店などの電気基本料金を免除、みんな電力が新型コロナ対策支援で:電力供給サービス
みんな電力が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、同社と電力供給契約を結んでいる商業店舗などに対し、基本料金の免除や減額を行う特別措置を発表。行政から休業要請のあった商業施設や自主休業している商業店舗が対象だ。
みんな電力は2020年4月23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、同社と契約を結んでいるユーザーで、行政から休業要請のあった商業施設や自主休業している商業店舗を対象に、低圧契約は基本料金を1カ月分、高圧契約は基本料金の1カ月分を50%減額すると発表した。
同社は新型コロナウイルスの拡大を受け、これまでに電気料金の支払い期日を1カ月延長する特別措置や、電力市場価格の低下をユーザーに還元するプランの提供などを行っているが、今回の取り組みはさらにこれを拡大するもの。
対象となるのはみんな電力と既に電気供給の契約があり、新型コロナウイルス感染拡大を受け、行政から休業要請のあった商業施設、もしくは休業要請はなくとも自主休業している契約電力100kW未満の商業店舗。時短営業への変更などにより、売上に影響がでているユーザーも対象となる。
減額を受けるためには、みんな電力のWebサイト(クリックでサイトへ)から専用の申込書をダウンロード・記入し、同社にメールで送付する。その際に、店舗休業を告知するWebサイトのURLや店頭写真など、店舗の休業を証明する資料の添付も行う必要がある。
申し込みの受付期間は2020年4月30日の13時まで。
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