ニュース
太陽光×蓄電池の「第三者所有モデル」、オリックスが小売2店舗に導入:太陽光
オリックスは2020年8月、蓄電池を併設する太陽光発電システムの「第三者所有モデル(PPAモデル)」の第一号案件が、小売事業のバローが運営する岐阜県可児市と静岡県富士宮市の2店舗で稼働を開始したと発表した。
オリックスは2020年8月、蓄電池を併設する太陽光発電システムの「第三者所有モデル(以下、PPAモデル)」の第一号案件が、小売事業のバローが運営する岐阜県可児市と静岡県富士宮市の2店舗で稼働を開始したと発表した。
PPAモデルとは、第三者が電力需要家の敷地や屋根などを借り受けて太陽光発電システムを設置し、発電した電力を需要家に供給する事業モデル。需要家は太陽光発電設備を購入せずに再生可能エネルギーの利用や省エネに取り組めるメリットがある。
今回はバローが運営する、可児市の「スーパーマーケットバロー下恵土店」と、富士宮市の「スーパーマーケットバロー三園平店」に導入した。太陽光発電だけでなく、蓄電池を併設したことで、停電時も一定量の電力を供給できるため、店舗にとってBCP(事業継続計画)対策にもなるという。
関連記事
- Non-FITの太陽光発電でCO2フリーの電力小売、清水建設が岐阜県で開始
清水建設は2020年6月、岐阜県恵那市で再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)を利用しない太陽光発電事業と、その電力を活用した電力小売事業を開始したと発表した。 - 初期費用ゼロ円の太陽光サービス、エクソルとTECPOホームが拡販へ
エクソルが初期費用ゼロ円の住宅向け太陽光発電サービスの販売で、TEPCOホームテックと協業。両社の販路を活用して、住宅太陽光発電の普及に取り組む計画だ。 - 太陽光パネルの処理サービス、オリックス環境が全国展開へ
オリックス環境が太陽光発電所から排出される使用済み太陽光パネルの処理サービスを全国で展開すると発表。収集運搬・処理業者とネットワークを組み、適正処理体制を構築した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.