最大出力665Wの太陽光パネルも、リープトンがメガソーラー向け新製品:太陽光
リープトンエナジーはメガソーラー向けの大型太陽光パネルの新製品を発表。出力545Wから最大665Wまで複数のラインアップを追加し、既に受注を開始した。
リープトンエナジーは55セル、66セルの大規模太陽光発電向け太陽光パネルの新製品を発表。2021年7月19日から受注を開始した。最大出力665Wまでのモデルを展開し、納品は同年9月中旬頃を予定している。
新製品は55セルモデル「LP210*210-M-55-MH(545W / 550W / 555W)」と66セルの「LP210*210-M-66-MH(655W / 660W / 665W)」の2種類を展開。ともに単結晶のセルを採用している。
55セルのモデルは、外形寸法が2384×1096×35mm、重量は29.5kg、最大システム電圧は1500V、セル数は110枚(55×2)。545W、550W、555Wの3モデルを展開し、変換効率はそれぞれ22.4%、22.6%、22.9%となっている。
66セルのモデルは、外形寸法が2384×1303×35mm、重量は34kg、最大システム電圧は1500V、セル数は132枚(66×2)。655W、660W、665Wの3モデルを展開する。変換効率はそれぞれ22.5%、22.6%、22.8%。
なお、パネルには15年の製品保証と、25年の出力保証が付帯する。
昨今、太陽光発電のコスト削減策として大型モジュールの導入ニーズが高まっている。リープトンエナジーではこうした背景を受け、自社工場製造という強みを生かし、182mm角につぐかたちで、今回新たに210mm角パネルの製造ラインを増築し、ラインアップに追加したとしている。
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