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太陽光発電の構造設計・安全性評価を支援、損保ジャパンが新サービス太陽光

損害保険ジャパンが太陽光発電設備の構造設計評価および設備の構造設計に問題がある場合の安全性を再構築する支援サービスを提供すると発表。保険業界初のサービスになるという。

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 損害保険ジャパンは2022年12月、SOMPO リスクマネジメンおよび構造耐力評価機構と共同で、太陽光発電設備の構造設計評価および設備の構造設計に問題がある場合の安全性を再構築する支援サービスを提供すると発表した。同月26日から提供を開始する。

 新サービスは「構造設計書レビューサービス」と「設備安全性再構築支援サービス」の2つで構成する。

 構造設計レビューサービスは、太陽光発電設備の構造設計について、構造関係の法令などを参照し、風災や雪災などの自然災害リスクに対する構造計算の妥当性を確認・評価する。事故が発生している設備については、事故と設計の因果関係および事故が再発する可能性についても評価を行う。対象設備の規模は問わない。対象リスクは風災・雪災・水災の3つで、水災に関しては既に事故が発生している場合の事故評価のみとなる。

 設備安全性再構築支援サービスは、構造設計書レビューサービスの評価結果などから、構造設計上の問題が発覚した場合に、設備の安全性を再構築するための補強・補修方法の提案・支援、設計・施工・メンテナンスの優良な事業者紹介などを行う。こちらも設備容量は問わずサービスの対象とし、対象リスクは風災・雪災となっている。

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