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水上太陽光発電でコーポレートPPA事業、太陽HDが大阪府泉佐野市で:太陽光
太陽グリーンエナジーが大阪府泉佐野市で水上太陽光発電を開設。同社初となる水上太陽光を利用したコーポレートPPA事業に活用する。
太陽ホールディングスの子会社である太陽グリーンエナジーは2024年2月1日、大阪府泉佐野市にある農業用ため池(庄田池)において、水上太陽光発電所の運用を開始したと発表した。オフサイトコーポレートPPA事業に活用する。
この事業はため池の所有者である泉佐野市が行った「発電事業者による本事業に関する公募」において、太陽グリーンエナジーが選出され実施するもの。ため池の上に合計約1032.7kWの太陽光パネルを設置し、年間約約1313MWhの発電量を見込んでいる。
この発電所で発電された電力は、大阪府泉佐野市が拠出する一般財団法人泉佐野電力に供給する。なお、新設する水上太陽光発電を利用したオフサイトコーポレートPPA事業は、太陽ホールディングス初だという。
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