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ICタグ、認知度も利用意向も高いが、価格と規格、信頼度が導入のネック

» 2004年07月22日 22時51分 公開
[ITmedia]

 三菱総合研究所は、「企業の情報化・通信サービス利用に関するアンケート」を実施、その結果を発表した。調査は、2004年5月に従業員5人以上の企業を対象として、郵送式によるアンケートを行い、1,501社から回答を得た。

 この調査によると、企業のインターネット利用率は89.1%に上り、「今後も利用しない」と回答した企業は3.9%にとどまった。インターネット利用企業の内、EC(電子商取引)を利用している企業は43.5%で、B to B販売(30.3%)、B to B調達(26.5%)、B to C販売(18.5%)の順に利用されている。

 また、自社サイトを公開している企業は52.4%で、そのうちサイト制作を外注していると答えた企業は35.4%だった。また、インターネット広告を利用している企業は5.1%にとどまり、その中ではweb広告が91.4%を占めているという結果がでた。

 なお、国内に複数の拠点をもつ企業は52.2%で、そのうち専用線、IP-VPN、広域イーサネット、インターネットVPNなどで拠点を結んでいる企業は22.7%にとどまっている。

 話題のサービスや技術についての設問では、ICタグについての認知度は、「具体的な機能やサービスを知っている」(24.2%)、「名前程度」(52.9%)を合わせて77.1%と高い。また、ICタグを既に利用している企業は現状では0.4%と少ないものの、今後利用したいと考えている企業は、既に利用している企業を含め41.3%に上り、高い利用意向が見られる。利用分野・用途別では商品在庫管理やモノの管理、アフターサービスなどの用途において利用の意向が高かった。

 ICタグ利用時の希望単価は、「使い捨てタイプ」では、「1円未満」が35.9%。次いで「5〜10円」の21.4%。「リサイクルタイプ」では「10円未満」が42.4%、「30〜50円」が12.2%。導入する際の課題としては、「ICタグの価格が高い」「世界標準規格が決まっていない」「リーダ/ライタなどICタグ関連製品の価格が高い」「技術的な信頼性がまだ低い」などが挙がっている。

 ほかに、IP電話システムの導入率は8.5%、そのうちISP等が提供するIP電話サービスが65.2%を占め、次いで「IPセントレックス」(16.3%)、VoIPゲートウェイ(11.5%)が続く。導入目的としては「電話・通信コストの削減」が他を圧して高く58.0%に達している。

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