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インターネット普及率が高いのはやはり大都市〜総務省PSI月報より

総務省のPSI(ポケット統計情報)月報のトピックスによると、インターネットの利用が多いのはやはり大〜中都市圏で、単身より2人以上の世帯の利用率が高いようだ。

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 総務省は、6月15日、PSI(ポケット統計情報)の月報を公表した。そのなかで、最近のトピックスとして「インターネット利用世帯及び利用状況」および「インターネット利用機器の保有状況及び通信手段(総世帯)」についての統計結果をまとめている。

 いずれも総務省「家計消費状況調査結果(IT関連項目)平成16年1〜3月期を全国の都市階級別にまとめたもの。

 これによると大〜中都市圏での利用状況が高く、大都市圏では5割を超える世帯で利用されている。また、単身世帯と2人以上の世帯をみるといずれの都市階級でも2人以上の世帯が上回っていることがわかる。

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 また、インターネットの利用状況は、すべての都市階級を通して「情報収集」が最も多く、次いで「電子メール」「インターネットショッピング」と続く。

 「インターネット利用機器の保有状況及び通信手段(総世帯)」では、利用機器を保有していると回答したのは全国で55.9%。都市階級別では、大都市62.6%、中都市55.4%、小都市A55.8%、小都市B48.9%、町村49.2%。機器の内訳は、パソコン・ワープロが最も多く、全国で47.4 %、次いで移動電話機で41%。この2つに関しては各都市階級でも40%弱〜50%強と高い保有率だ。数字は少なくなるものの、3位には固定電話機・ファクシミリが入り、全国平均で8.5%、小都市Aでは10.4%となるなど意外に高い保有率ではないだろうか。

 インターネット時間が最も長い通信手段(固定電話をのぞく)では、xDSL回線が最も多く、全国平均で15.1%、各都市階級でも1位を占める。アナログ、ISDN、ケーブルテレビの各回線はいずれの階級も3%〜8%台にとどまっている。

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