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医療機関のIT化、電子カルテ導入はこれから──「情報化白書」より
JIPDEC「情報化白書2004」によると、「医療・福祉」分野のIT化に向けた電子カルテやオーダリングシステムなどの技術の導入状況はまだまだこれからのようだ。
財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)が11日発表した「情報化白書2004」(別記事参照)によると、「医療・福祉」分野の情報化は、先導的取り組み分野のひとつで、「患者基点の医療体制の整備」「医療機関の経営効率と医療サービスの向上」が柱となっている。それを実現する技術として電子カルテ、オーダリングシステム、レセプトの電算化、遠隔医療支援システムなどが挙げられ、導入がはかられている。
電子カルテの導入状況は、一般病院で1.3%(導入予定を含むと12.4%)、診療所で2.5%(同5.3%)と、あまり進んでいない。また、オーダリングシステムの導入率は15.7%となっている。レセプト電算処理システムの普及率は2.3%だが、件数は47万件で前年から23万件の増加をみせている。
なお、医療分野でも個人情報保護に向けたガイドラインづくりが進められている。かた、介護分野では、介護度を判定するソフトの利用のほか、ケアプランの作成・実行支援にITが活用されているなど、介護サービスの向上にITが寄与することが期待されているという。
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