一般家庭でのURLフィルタリング導入は約1割――ネットスター調査
ネットスターの調査によれば、一般家庭におけるURLフィルタリング製品の導入率は10%程度で、保護者の半数はURLフィルタリングそのものを理解していないことがわかった。
ネットスターは9月15日、「家庭におけるインターネット利用実態調査」の結果を発表した。同調査は、家庭でインターネットを利用している子ども(小学生・中学生)を持つ保護者を対象に、Webアンケート方式で実施したもの。有効回答数は519件。
これによると、URLフィルタリング製品の導入率は10%程度だった。利用していない人にその理由をたずねたところ、「URLフィルタリングについてよく分からないから」と「URLフィルタリングについて初めてきいた」が合計55.9%で全回答者の半数以上に達しており、URLフィルタリング自体に対する認知度が低いようだ。
また、URLフィルタリングについてどう思うかたずねたところ、「必要だと思う」が36.4%で首位となったが、その後に「わからない、想像がつかない」(31.6%)と「必要だと思うが、不信感がある」(22.2%)が続いた。URLフィルタリングに対する不信感の理由(複数回答形式)としては、「親にとっても不自由になりそうだから」(59.4%)、「違うブラウザを使うと回避できてしまうから」(32.2%)、「フィルタリング結果に誤りがあるから」(29.4%)などが挙げられている。
子供にインターネットを利用させている理由(複数回答形式)では、「新しいことを学んで欲しい」(94%)、「世界中の情報、さまざまな情報に触れて欲しい」(82.9%)など、インターネットを学習ツールとして利用させたい保護者がほとんどである一方、「子どもが使いたがるので自然に使わせている」という回答も79.4%で、子供の生活にインターネットが深く浸透していることがわかる。
親が子供に利用させたいと考えるサイト(複数回答形式)は、「子供向けの検索エンジン」が65.3%で首位となった。また、「あまり利用させたくない」、「利用を禁止したい」サイト種別としては、「掲示板・ブログサイト」「チャットルーム」などのコミュニケーションツールや、「オンラインゲーム」などを挙げる人が目立った。これに対して、子供が実際に利用しているサイトは、「(一般の)検索エンジン」(32.8%)、「アニメやゲームのキャラクターに関するサイト」(27.2%)、「オンラインゲームサイト」(16.2%)が上位に挙がっており、親の期待と子どもの実際の利用には、隔たりがあるようだと同社では分析している。
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