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2007年、米国民がメディアに費やす時間は5カ月分――米予測
米国勢調査局が発表した2007年の予測によると、米消費者は、2007年の1年間のうち、5カ月分の時間をテレビ、インターネット、新聞や音楽鑑賞に費やす見通しだという。
米商務省国税調査局は12月15日、社会、経済、産業など米国に関する各種の統計をまとめたデータ総覧「Statistical Abstract of the United States」の2007年版を発表した。これに収録された米通信業界の予測によると、米消費者は2007年の1年間のうち、5カ月分の時間をテレビ、インターネット、新聞、音楽鑑賞などに費やす見通しだ。
テレビに費やすとみられる時間は65日分。41日分をラジオに、1週間余りをインターネットに費やすだろうとしている。また2007年、米消費者の各種メディアに対する支出額は、1人当たり936.75ドルに上る見通しだという(テレビについては18歳以上を、ラジオとインターネットは12歳以上を対象とした調査データに基づく予測値)。
同じく2007年版に収録されたPew Internet & American Life Projectの2005年実施の調査によると、18歳以上の米国民のうちオンラインでニュースを閲覧したことがある人は9700万人、製品購入を行ったことがある人は9200万人、旅行の予約を行ったことがある人は9100万人。また、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用したことがある人は1600万人、ブログを作成したことがある人は1300万人だった。
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