ゼンリンデータコムのビッグデータチームが指南、AWSマネージドHadoopの勘所とは?「AWS Summit Tokyo 2015」リポート:ゼンリンデータコム(1/2 ページ)

ゼンリンデータコムは、位置情報に基づく高度な行動分析にAWSのマネージドHadoopサービスを使っている。その道のりは険しく、自前システムから4世代目で現在の姿にたどり着いた。試行錯誤の末に導き出したAWS活用方針とは。

2015年06月26日 08時00分 公開
[石田 己津人]
地図情報データベース「glid」とは《クリックで拡大》

 ゼンリンデータコムの高山敏典氏(モバイル開発本部 モバイル第二開発部 シニアエンジニア)と鈴木 順一郎氏(同部 エキスパートエンジニア)の両名が、ゼンリンデータコムが手掛ける「行動分析」サービスの中でどう「Amazon Web Services」(AWS)を活用しているかを語った。本稿は、アマゾン データ サービス ジャパンが2015年6月に開催したプライベートカンファレンス「AWS Summit Tokyo 2015」の講演と、その後の個別インタビューを基に構成している。

位置と地図のビッグデータで高度な行動分析

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news036.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news033.jpg

サッカー欧州CLを早朝に観戦するアジアのファンのためにハイネケンが仕掛けた意外過ぎるキャンペーンの中身
時差のためUEFAチャンピオンズリーグを早朝に視聴せざるを得ない韓国のサッカーファンの...

news041.jpg

楽天グループが「楽天市場」出店店舗向けに「楽天AI大学」を公開
2024年3月より提供している店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツ...