自分にあったセキュリティ分析ツールはどれ? チェックしたい8製品市場は変わるがニーズは普遍的(1/3 ページ)

セキュリティ分析ツールを使うことで、クライアントPCやモバイルデバイス、サーバなど多くのデバイスのセキュリティ状況が分かる。本稿では、セキュリティ分析ツールを選ぶためのポイントを紹介する。

2015年08月09日 09時00分 公開
[Dan SullivanTechTarget]
Blue Coat SystemsのBlue Coat Security Analytics PlatformのWebサイト《クリックで拡大》

 セキュリティ分析ツールは、各種セキュリティインシデントのデータを収集、フィルタ、統合、リンクする。その目的は、企業のインフラのセキュリティをより包括的に把握することだ。クライアントPCやモバイルデバイス、サーバ、ルーターなど多数のデバイスを抱えている企業なら、セキュリティ分析は間違いなく役に立つだろう。

 セキュリティ分析市場は急速な変化を遂げている。ベンダーは合併し、新機能は追加され、かつてオンプレミスにのみ導入されていたツールはクラウドサービスとして提供されるようになっている。また、このように急速な変化にもかかわらず、企業の求める機能は、かなり普遍的である。具体的には、ログの分析、イベントの相互関係の把握、アラートの生成などだ。本稿では、主要なセキュリティ分析ツールを幾つか紹介し、ニーズに合った製品を選ぶためのアドバイスを提供したい。

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news173.png

広告運用自動化ツール「Shirofune」がAmazon Adsに対応
ShirofuneがAmazon Adsの運用自動化機能をリリース。予算管理・入札最適化と成果分析、レ...

news157.png

若年層の4人に1人が自分の位置情報を共有する「位置シェアラー」――博報堂とLinQ共同調査
位置情報をシェアすることで生まれる新しいつながり「シン密圏」の実態に関する調査結果...

news125.jpg

「Gemini時代」のGoogleの広告ビジネスはどう変わる? ピチャイCEOが語ったこと
テック業界の巨人の第1四半期決算発表で議論の中心となったのは、生成AIおよび「YouTube ...