徹底レビュー:ストレージ管理者に朗報をもたらす「VMware vSphere 6」FTやvMotionを強化(1/3 ページ)

米VMwareの「VMware vSphere 6」のリリースから、VMwareが徹底的に仮想化したインフラを備えた完全なるソフトウェア定義のデータセンターを目指していることが見て取れる。

2015年11月04日 15時00分 公開
[Arun TanejaTechTarget]
VADPの3種類のトランスポートモード(参照:失敗しないVMware環境に最適なバックアップ製品の選び方(VADP編))《クリックで拡大》

 米VMwareが「VMware vSphere 6」をリリースしたことは一大事である。これに議論の余地はない。vSphere 6は2015年2月に開催された「VMware's Partner Exchange」で発表されたが、中でも大きなニュースだったのが「vSphere Virtual Volumes」(VVOL)の導入だ。それ以外にも、「VMware Virtual SAN」(VSAN)、フォールトトレランス、「vSphere vMotion」、高可用性、拡張性、セキュリティ、データ保護、レプリケーションなども大幅に強化されている。

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