これだけは押さえておきたい「ハイパーコンバージド」技術の2015年まとめ専業ベンダーに加えて大手ITベンダーも攻勢(1/2 ページ)

2015年のハイパーコンバージドシステム市場では、アプライアンス「EVO:RAIL」を販売する米VMwareのパートナーや、パイオニア企業に加え、新参の大手ITベンダーが顧客獲得にしのぎを削った。

2015年12月28日 12時00分 公開
[Garry KranzTechTarget]
米EMCが2015年2月に発表したハイパーコンバージドインフラ「VSPEX BLUE」 米EMCが2015年2月に発表したハイパーコンバージドインフラ「VSPEX BLUE」《クリックで拡大》

 2015年にはハイパーコンバージド技術とそのマーケティング戦略が成熟し、この分野を早くから手掛けるベンダーが製品を拡充する一方、大手ITベンダーも攻勢に出た。

 ハイパーコンバージェンス(超垂直統合)のアピールポイントは、CPUやメモリ、ネットワーク、サーバ仮想化、ストレージというコンポーネントを組み込んだ1台のハードウェアアプライアンスによって、統合されたITインフラを提供することにある。2015年はハイパーコンバージェンスのニュースがめじろ押しだったが、2016年も同様だろう。企業にとっては、検討すべき選択肢が増えることになりそうだ。

足場固めを狙うVMware EVO:RAIL

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