CarePoint Healthは医療データ増大を見越し、ハイパーコンバージドシステムを導入した。ローカルSANの拡張とともに、クラウドストレージに医療データを移動してコストを削減した。
米国の医療機関CarePoint Health(以下、CarePoint)は「将来にわたって利用できるアジャイルデータセンター」を目指し、ハイパーコンバージドアプライアンスとクラウドストレージを採用してITインフラを刷新した。
CarePointは「Dell XC Webスケールコンバージドアプライアンス」(以下、Dell XCシリーズアプライアンス)を導入し、Cisco Systems製スイッチをSDN(Software Defined Networking)対応の「Dell Networking」スイッチに置き換え、患者記録の電子データと医用画像をDellのクラウドデータセンターに移動した。Dell XCシリーズアプライアンスは、Dellとハイパーコンバージドシステムの草分けであるNutanixが結んだOEM販売契約に基づき、Nutanixソフトウェアを搭載して販売されている。
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