IT部門の救世主――データ移行先にクラウドアーカイブを検討すべき4つの理由クラウドアーカイブを始める前に考えること【前編】

クラウドアーカイブはクラウドストレージの中核を担うと考えられている。だが、クラウドアーカイブを使い始める前に考えておきたいことがある。クラウドでアーカイブすべき理由とは何だろうか。

2016年04月18日 15時00分 公開
[Chris EvansTechTarget]
Amazon Glacier さまざまなクラウドアーカイブのサービスがある(画面はAmazonの「Amazon Glacier」紹介ページ)《クリックで拡大》

 パブリッククラウドストレージ最大の利点の1つに、大容量のデータを手軽に保存できることがある。パブリッククラウドストレージを使用すれば、ストレージをサポートするインフラの管理に悩まされることはない。ほとんどの企業では、データの量が爆発的に増加し続けている。そのため、ストレージを管理する作業は大仕事になり、データの増加とインフラの更新にも対応しなければならない。クラウドストレージは、単調なインフラ管理をやめて、データに集中しようとするIT部門の救世主となる可能性を秘めている。だが、クラウドアーカイブは本当に唯一無二のサービスだろうか。また、クラウドアーカイブを利用するために必要な労力が、得られるメリットを上回ることはないのだろうか。

アーカイブすべき理由

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