フラッシュストレージが期待を裏切るとき、ハイパーコンバージドへの実装を見る性能低下の理由を正しく理解している?(1/3 ページ)

フラッシュストレージは至るところに浸透している。それはハイパーコンバージド分野でも同様だ。しかし、フラッシュストレージが完全無欠でないことをその理由とともに知っておくことが必要だ。

2016年06月16日 15時00分 公開
[George CrumpTechTarget]
ハイパーコンバージドシステムでもオールフラッシュストレージの導入が進んでいる。しかし、その特性を正しく理解していないと期待するパフォーマンスは発揮できない

 ハイパーコンバージドシステムは、仮想サーバやデスクトップ環境の管理に伴うコストと複雑さを軽減するのが特徴と多くのIT関係者は考えている。だが、ハイパーコンバージドシステムは、ホストするアプリケーションの動作に対してユーザーが我慢できるだけパフォーマンスを確保する必要もある。

 それぞれの環境で異なるパフォーマンスの期待値に応えるため、ほとんどのハイパーコンバージドシステムは、ストレージインフラの一部または全体にフラッシュストレージを採用している。だが、フラッシュをサポートするために使われる技術は、ハイパーコンバージドシステムのパフォーマンスとコストの両方に影響を与える。

 そこで、この記事ではハイパーコンバージドシステムのさまざまなアーキテクチャで、フラッシュストレージがどのように実装しているのかを正しく理解するために知っておきたい技術的ポイントを解説する。

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