企業のエンドポイントでデータが失われないよう、ネットワークアクセス制御(NAC)、データ損失防止(DLP)、データの完全消去の各ツールを使ってデータのセキュリティを確保する方法について考える。
デバイスが多岐にわたること、企業ネットワークには多様なユーザーが接続してくることを合わせて考えると、エンドポイントのセキュリティを完全に確保するのは事実上不可能といえる。ただし、攻撃を受けやすいデバイスや、既に侵害を受けているデバイスからネットワークを保護すると同時に、エンドポイントで保持されるデータの保護に役立つテクノロジーは幾つか存在する。本稿では、エンドポイントのセキュリティを確保し、デバイスによって企業データが危険にさらされるのを防ぐために、ネットワークアクセス制御(NAC)、データ損失防止(DLP)、データの完全消去がどのように役立つかについての技術的なヒントを提供する。
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