KPIは企業目標の達成度を評価するのに役に立つ。有益な経営情報ダッシュボードを作成するための適切なKPIは、どのように選べばよいのだろうか。本稿では、主要なKPIを10件紹介する。
重要業績評価指標(KPI)は、企業がビジネス上の目標を達成しているかどうかの判断に利用するための、測定可能な値を提供する。ビジネスリーダーは、追跡が必要な対象に応じてKPIを定義する必要がある。レポーティングツールやセルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを使用し、そのKPIに照らして業績に関する洞察を得る。通常、業務の進捗(しんちょく)状況を示す「業務KPI」はリアルタイムBIデータを使用して毎日追跡し、戦略の進捗状況を示す「戦略KPI」は、毎週、毎月、四半期ごとなどさまざまな間隔で監視する。
本稿では、『Key Performance Indicators:Developing, Implementing, and Using Winning KPIs』の著者デイビット・パーメンター氏が同書の一部を引用しながら、KPIやその管理用テンプレートの幾つかの例を紹介する。これらは経営情報ダッシュボードやバランストスコアカード(BSC)に利用できる。
適切な方向性のKPIを記載した、分かりやすいダッシュボードを用意すれば、「経営陣は企業の状況をきちんと把握しており、事業が適切な方向に向かっている」との確信を取締役会に与えることができる。結果として取締役会は、企業がベストを尽くすべきことに集中できるようになる。
タイムリーな意思決定を実現するのに役立つ、主要なKPIと、その管理用フォーマットを紹介する。取り上げるKPIは以下の通りだ。
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