情シス主導の働き方改革 ファイルサーバの容量削減を成功させるにはファイルサーバの運用改善で作業時間短縮

働き方改革など全社的な課題解決への情報システム部門の貢献が大きく期待されている。ファイルサーバの利用環境の改善はその第一歩となるテーマだ。

2018年08月01日 10時00分 公開
[ITmedia]

 働き方改革やユーザーの生産性向上といった全社的な課題に対し、情報システム部門が成すべきことを考えたい。最初の一歩は小さなことでもよい。例えばファイルサーバの利用環境の改善は、情報システム部門が主導権を発揮して、ビジネスの現場で目に見える効果を示せる最適な取り組みだ。

 ユーザーの多くは肥大化したファイルサーバから必要な情報を探し出すために多大な時間と手間をかけている。この作業はストレスが大きいだけに心理面での“やる気”を削いだり、思考を中断させたり、業務の生産性にも影響を及ぼしているのが実情だ。裏を返せば、ファイルサーバから必要な情報を快適かつスピーディーに探し出せるようにすることで作業時間を短縮するとともに、ユーザーは高いモチベーションを維持したまま本来の業務に集中できるようになる。

 ファイルサーバは多くのユーザーが日常的に利用する最も身近で基本的なシステムであるだけに、継続的な改善が大切だ。小さな改善効果の積み重ねが全社的な働き方改革にもつながるはずだ。では、どうすれば快適なファイルサーバの利用環境を実現できるのだろうか。具体的な施策を考察してみよう。


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