帝国ホテルは「G Suite」を社内にどう定着させたかセキュリティ対策と社内普及が鍵

帝国ホテルは2016年から「G Suite」を利用している。PC利用状況やITに関する知識量にばらつきのある従業員へのG Suiteの社内普及施策と、利用に伴い実施している情報漏えい対策について説明する。

2018年10月04日 05時00分 公開
[上田 奈々絵TechTargetジャパン]

関連キーワード

事例 | Gmail | Google | メールセキュリティ


写真 2016年に「G mail」と「Googleハングアウト」を、2018年に「G Suite」のその他サービスの業務利用を開始した

 帝国ホテルはオンプレミスで運用していたメールシステムを、2016年にクラウド型オフィススート「G Suite」のメールサービス「Gmail」へ移行した。2018年8月にはオンラインストレージサービスの「Googleドライブ」とソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「Google+」を中心とした、G Suiteの他サービスの利用も始めた。本稿では2018年9月19、20日にグーグルが開催した、クラウドに関するイベント「Google Cloud Next '18 in Tokyo」のセッションの内容を基に、帝国ホテルのG Suiteの導入経緯と情報漏えい対策、ワークスタイル変革に向けた取り組みについて紹介する。

Gmail選定の理由は暗号化技術

ITmedia マーケティング新着記事

news065.jpg

アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...

news063.jpg

電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...

news061.png

商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...