マルチクラウドとハイブリッドクラウド、いずれのアーキテクチャも事業に柔軟性をもたらす。関連するパブリッククラウドとプライベートクラウドがどれだけ統合されているかの程度が、この2つの違いだ。
「マルチクラウド」はIT用語としては新しい。「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」「エンタープライズクラウド」「ハイブリッドクラウド」などの用語は以前からあるが、どれもマルチクラウドが持つアーキテクチャを説明するものでないことは明らかだ。では、マルチクラウドという不思議な環境は厳密にどのようなもので、他のクラウドとはどう違うのだろうか。
用語から明らかなように、マルチクラウドには複数のクラウドが含まれている。これについてはハイブリッドクラウドも同様だ。だが、マルチクラウドとハイブリッドクラウドには大きな違いがある。その違いによって市場の注目はわずかにマルチクラウドの方に集まっている。
ハイブリッドクラウドは1つの独立した存在だ。プライベートクラウドと1社以上のパブリッククラウドが混在するものと定義される。SaaS(Software as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、その他の「as a Service」の任意の組み合わせになる。複数のクラウドの組み合わせでも、ハイブリッドクラウドは単一の存在を表す。
中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...
顧客の応募可能性をレシートで分析 読売新聞が新たな販促キャンペーンサービスを提供
システムインテグレーターのビーマップと同社子会社のMMSマーケティングは、読売新聞東京...
TOPPANとデータX、中堅企業向けデジタルマーケティング支援で協業
TOPPANとデータXは、中堅企業を対象としたデジタルマーケティング支援領域のデータ基盤構...