SlackがAstroを買収、「Slack」のメール連携をAIで強化するユニファイドコミュニケーション最新動向まとめ

Slackが、AIベースの電子メールプラットフォームを手掛けてきたAstroを買収。CounterPathは中小企業向けのチームコラボレーションプラットフォームをリリースした。

2018年10月17日 05時00分 公開
[Micah LevineTechTarget]
Astro買収を伝えるSlackのブログ(出典:Slack)《クリックで拡大》

 Slackは、AI(人工知能)を使った電子メールおよびカレンダー管理アプリを提供してきたAstroを買収した。自社のチームコラボレーションプラットフォーム「Slack」と電子メールの相互運用性をサポートする狙いだ。

 Slackは現在、ユーザーが電子メールをSlackに統合できるようにしているが、そうした使い方が手軽にできるようにすることを目指している。

 Astroのプラットフォームは、対応する電子メールやカレンダーアプリのユーザーに、受信メールの重要度による振り分け、カレンダーのリマインダ、メールボックスの整理方法の提案など、AIによる管理機能を提供してきた。またAstroは、チャットbotの「Astrobot」でSlackとの連携も実現し、ユーザーがSlackから、メールやカレンダーを直接チェックできるようにしてきた。

Astro買収でSlackはどう変わるのか?

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