「AWS」がVMwareユーザーに、「Azure Stack」がMicrosoft支持者に選ばれる理由ハイブリッドクラウド、マルチクラウドで覇権を争うベンダー各社

ユーザー企業の間でマルチクラウドとハイブリッドクラウドの注目度が高まるにつれ、ベンダー各社は両モデルに合わせて、自社の特性や技術をアピールしている。

2018年10月26日 05時00分 公開
[Torsten VolkTechTarget]
画像

 複数のパブリッククラウドを組み合わせて活用する「マルチクラウド」と、パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせて活用する「ハイブリッドクラウド」。この2種類のクラウド導入形態について、全く同じアプローチを取るベンダーはない。どのベンダーも、企業の間で高まるマルチクラウドやハイブリッドクラウドへの関心に応えようとしている。

 「ハイパースケール」と呼ばれる大手クラウドベンダーには、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft、Google、IBMの4社がある。ほとんどの企業、少なくとも既存のVMware環境を利用していてハイブリッドクラウド導入を目指す企業は、AWSとMicrosoftに魅力を感じているようだ。

AWSか、Microsoftか

 フリーランスのITコンサルタントであるジェンス・ソルドナー氏によると、企業がAWSとMicrosoftのどちらを選択するかは、各社のニーズやシステム環境によって異なるという。

ITmedia マーケティング新着記事

news065.jpg

アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...

news063.jpg

電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...

news061.png

商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...