IT担当者は仮想デスクトップに透かしを追加できる。その結果、悪意を持った内部関係者に機微な情報をばらまくのを思いとどまらせ、全てのユーザーに各自の行動の重大さを気付かせることができる。
内部関係者が知的財産を盗み出したり、ユーザーが不注意に機密情報を漏らしたりすることを懸念しているIT担当者は、電子透かしを検討してみてはどうだろう。ユーザーの仮想デスクトップに電子透かしを追加することで、データ漏えいの出どころを突き止められる。そうすればさらなる詳細情報の漏えいを防げるだろ。
ただし、電子透かしを追加しても、デスクトップのセキュリティが確保されるわけでも、セキュリティ違反を防げるわけでもないことに注意が必要だ。むしろ、仮想デスクトップの管理部門は、もっと幅広いセキュリティ戦略の一環として電子透かしを使うべきだ。
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