2019年のクラウド市場5大動向 マルチクラウドが常態化する新時代が幕開けクラウド移行の先に何があるのか

マルチクラウドの急速な普及、企業のクラウド移行戦略の変更などが新たに注目されている。2019年のクラウドコンピューティングの動向について専門家に予想を聞いた。

2019年01月18日 05時00分 公開
[Mekhala RoyTechTarget]
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 調査会社IDGが実施した「2018 Cloud Computing Survey」によると、企業のクラウド利用は拡大を続けており、クラウドへの平均投資額は2年前に比べて約36%増加した。また回答企業の10社中9社は、既にアプリケーションやインフラのいずれかでクラウドサービスを活用している、または1年以内に活用を開始する計画だという。

 2019年のクラウドコンピューティングの動向について専門家に予想を聞いてみたところ、マルチクラウドの導入が進み、企業のクラウド移行は「リフト&シフト」方式に代わる新たな移行方法が検討され、AI(人工知能)技術によってクラウドコンピューティングはさらに進化し、クラウドコンピューティング分野の技能者不足は相変わらず続く、といったことが分かった。以下で7人の専門家によるその見方を紹介する。

クラウドコンピューティングの動向予測:マルチクラウドの導入拡大

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