企業内で検討すべき さまざまな「NVMeアプローチ」6選HCIやオープンコンバージェンスなど(2/3 ページ)

2019年02月05日 09時00分 公開
[Chris EvansTechTarget]

HCI(ハイパーコンバージドインフラ)

 では、NVMeの低遅延、高スループット、高並列化されたI/Oがどのように企業に役立つかを確認しよう。

 まず「HCI」(ハイパーコンバージドインフラ)システムに対するNVMeの影響からだ。HCIのメリットはサーバとストレージを同じ場所に配置できることだ。FCかイーサネットを経由させる必要がある共有ストレージに比べ、I/Oの遅延が少なくなる。このように構成が局所化するとアプリケーションの動作が速くなる。読み取りI/Oが多いアプリケーションでは特に効果があるだろう。

 HCIは遅延の削減と高帯域幅によるメリットを得られるため、NVMeによってパフォーマンスが向上する。ただ、書き込みI/Oの管理方法については注意点がある。

ITmedia マーケティング新着記事

news065.jpg

アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...

news063.jpg

電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...

news061.png

商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...