費用対効果から考える 音声テクノロジーはビジネスにどう役立つのかユニファイドコミュニケーション分野で期待

音声テクノロジーをビジネスにつなげるには、現状のユースケースを理解しておく必要がある。音声テクノロジーを職場で活用するときのユースケースを紹介する。

2019年03月26日 05時00分 公開
[Jon ArnoldTechTarget]
photo

 音声テクノロジーをビジネスに利用することと、他のテクノロジーを導入することは変わらない。導入によって解決したい課題を明確に定めることが必要だ。同時に、導入によって得られる具体的なメリットも必要になる。ROI(投資利益率)を高めるようなメリットが理想だ。ただし音声テクノロジーには、投資を難しくする特有の課題がある。

 コンタクトセンターでは、音声テクノロジーを自動音声応答(IVR)に使用する。IVRを使い業務を自動化することで、エージェントは付加価値の高い問い合わせに力を注ぐことができるようになる。コンタクトセンター全体としても、対応できる問い合わせ数が増え、コスト効率を高めることもできる。ただしこうした機能は、IVRではなくチャットbotの形で提供されるよう変わってきている。

ユニファイドコミュニケーションと音声認識の関係

ITmedia マーケティング新着記事

news148.png

「三菱UFJ銀行」と「メルカリ」のフィッシング詐欺が増加――BBソフトサービス調査
BBソフトサービスが、詐欺サイト専用セキュリティソフトで検知・収集したデータを基に、...

news091.jpg

AI生成コンテンツの大増殖で「ソーシャルメディア」が「ソーシャル」ではなくなる日
AIが生み出すコンテンツをAIが学習しさらなるコンテンツを生成する未来は、私たちが望む...

news083.jpg

生成AIで美容業界の未来を創造 エスティ ローダーとマイクロソフトがAIイノベーションラボを設立
両社は消費者とのつながりを強化し、より迅速かつ効果的な市場投入を実現することを目的...