次世代無線LAN「Wi-Fi 6」がIoTを普及させる3つの理由これまでと根本的に違う点

新しい無線LAN規格の「IEEE 802.11ax」(Wi-Fi 6)には、IoT(モノのインターネット)普及を促す一助となり得る機能が幾つかある。注目すべき特徴を解説する。

2019年04月21日 05時00分 公開
[Alissa IreiTechTarget]
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 現在、標準化団体IEEE(米電気電子技術者協会)で策定中の無線LAN新規格「IEEE 802.11ax」、無線LANの業界団体Wi-Fi Allianceによる製品認証プログラムの名称で「Wi-Fi 6」は、IoT(モノのインターネット)の普及を促す一助となり得る。IEEE 802.11axが備える機能が、小型のセキュリティシステムから農業用センサーまで、さまざまなIoTの用途を横断的に普及させる可能性を秘めている。

IEEE 802.11axの3つの特徴

 専門家が「IoTの様相を一変させる」と予想するIEEE 802.11axの3つの機能を以下で紹介する。

1.デュアルバンド

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