ビジネスインテリジェンス(BI)ツールに自然言語クエリ機能が搭載されていればユーザーの使い勝手は大幅に向上する。その結果、分析する人の能力を補完し、洞察の品質や精度が向上する可能性がある。
前編「ビール大手がMicroStrategy製BIの社内普及に役立てた「自然言語クエリ」とは?」では、スペインビールの「Estrella Galicia」(エストレージャ・ガリシア)を扱う大手飲料メーカーHijos de Rivera(イホス・デ・リベラ)の事例を基に、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールの自然言語クエリ機能がもたらすメリットの一つ「使いやすさ」に注目して考察した。こうして社内にBIツールを使いこなすユーザーが増え、機械学習によって処理に役立つデータが蓄積されるにつれ、データ分析と洞察が改善する可能性がある。
本稿では自然言語クエリ機能がデータ分析の品質や精度にもたらすメリットについて考察する。
自然言語クエリ機能があれば、BIツールの操作に必要な専門知識が少なくて済む。そのことが、深く掘り下げた洞察を獲得するための追い風になる可能性があると考える専門家もいる。データサイエンティストやエンジニアだけでなく、ビジネスの専門家も直接ツールにアクセスできるようになる。この状態のことを、調査会社Gartnerは「分析の民主化」と呼んでいる。
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