「コンポーザブルインフラ」はHCIやコンバージドインフラと何が違うのか事例で探る「コンポーザブルインフラ」の可能性【中編】

既に複数のベンダーが「コンポーザブルインフラ」を市場に投入している。「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)や「コンバージドインフラ」と何が違うのだろうか。

2019年11月01日 05時00分 公開
[Garry KranzTechTarget]
画像

 「コンポーザブルインフラ」の市場ができつつある。前編「放送サービス企業がHCIではなく『コンポーザブルインフラ』を選んだ理由」で紹介したのは、コンポーザブルインフラを採用した事例の一つだ。コンポーザブルインフラとは何かをより具体的に理解してもらうために、本編ではこれまでのインフラとの相違点や採用すべきケースを紹介する。

 HPEやDell EMC、Lenovo、Western Digitalの他、新興の複数ベンダーがコンポーザブルインフラ市場に参入している。HPEによると、同社のコンポーザブルインフラ「HPE Synergy」は既に3000社以上の企業が導入しているという。「ユーザー企業にとって魅力的なのは、HPE Synergy一つで自社のビジネスニーズに合わせたインフラの構成を組み立てられる点にある」。HPEでバイスプレジデントを務めるゲーリー・トーミ氏はこう話す。

コンバージド/ハイパーコンバージドインフラとコンポーザブルインフラの違い

ITmedia マーケティング新着記事

news065.jpg

アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...

news063.jpg

電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...

news061.png

商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...