いまさら聞けない「NTFS」「ReFS」の基礎 「新しい方が良い」と言い切れない?Windowsファイルシステムの違いを比較【後編】

新しい技術が、あらゆる点で過去の技術より優れているわけではない。「Windows」のファイルシステムのうち、広く使われている「NTFS」と、比較的新しい「ReFS」の基本的な特徴を整理すると、その訳が見えてくる。

2020年12月06日 11時30分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

 前編「いまさら聞けない『FAT16』『FAT32』の基礎 いまだ“現役”の2つの違い」は、「Windows」シリーズで利用可能なファイルシステムのうち「FAT16」「FAT32」を解説した。後編となる本稿は、より新しいファイルシステム「NTFS」「ReFS」を紹介する。

Windowsファイルシステム3.NTFS

 1993年に「Windows NT」で導入されたNTFSは、「Windows 2000」「Windows XP」「Windows 7」「Windows 8」「Windows 10」といった以降のバージョンのWindowsでも利用できる。クライアントOS版のWindowsに加えて、サーバOS版の「Windows Server」でも広く使われているファイルシステムだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...