クラウドシフトで重要性を増すファイルサーバ管理 最適解をAWSとNECが語る効率的な移行とコスト、安全性、ガバナンス

ニューノーマル時代に向け、企業は「どこでも働ける環境」の整備が求められている。その足掛かりとなるのはオンプレミスサーバのクラウド移行だろう。既存ファイルサーバの運用に悩む企業のためにベストプラクティスを紹介する。

2021年02月03日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 ニューノーマル時代に向け、働き方改革の取り組みが加速している。その中で、「いつでもどこでも働ける環境」を実現するために、社内データに社外からスムーズにアクセスできるインフラを整備することが求められている。

 しかし、データ共有にオンプレミスのファイルサーバを利用している企業では、「データ量が膨れ上がりストレージ容量が逼迫(ひっぱく)している」「バックアップが取れていない」「物理サーバのメンテナンス作業に掛かる負荷増大」など、さまざまな課題が顕在化してきている。テレワークが当たり前となるニューノーマル時代には、この課題の重要性が改めて認識されるだろう。

 そこで、オンプレミスのファイルサーバからクラウドストレージへのデータ移行を検討する企業が増えつつある。クラウドストレージであれば迅速かつ柔軟に容量を拡張できることに加え、物理サーバのメンテナンス作業も不要になる。

 一方で、クラウドシフトに当たっては課題もある。特に、データ肥大化対策やアクセス権限管理などを含むファイルサーバ管理はこれまで以上に重要になってくる。

 本稿では、テレワークに伴う既存ファイルサーバの運用に悩んでいる企業に、オンプレミスからクラウドへのデータ移行のベストプラクティスを提案する。


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