女子小学生の1割がChatGPTを使ったことがある――小学館は9月10日、このような調査結果を公開した。同社の少女マンガ雑誌「ちゃお」で、小学校高学年の読者にアンケートを実施。画像の加工や宿題などで、ChatGPTを活用していることが明らかになったという。
ChatGPTの利用状況について聞いたところ、10.5%が「使ったことがある」と回答。22.6%は「使ったことはないが興味はある」と答え、残りの66.9%は「使ったことがない」と回答した。
ChatGPTを使うタイミングは、「画像を加工したいとき」との回答が最も多く、「分からないことを調べたいとき」「ひまなとき」と続いた。他にも「宿題の問題について聞く」「4コマまんがの作成」「悩みを相談する」「献立作成」など、さまざまな用途で活用していることが分かったという。
調査は、ちゃお6月号(5月2日発売)のハガキアンケートで実施した。調査期間は5月2〜30日までで、集計数は1000。
生成AI活用率、企業規模で大きな差 大企業4割、中小企業は2割
生成AI利用率、10代が最多 「勉強のサポート」目的 利用サービスは「ChatGPT」が圧倒
日本の個人の生成AI利用率は27% 中国81%、米国69%と大きな差 情報通信白書
チャットAIに“感情を共有”できる人は64.9%、「親友」「母」を上回る 電通調査
生成AIに「期待している」人は全体で33%、一方10代男性では70% NTTドコモ調査Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.