ランキング上位20社の現預金、有利子負債、営業キャッシュフローを集計したところ、「任天堂」「キーエンス」「ファナック」「ネクソン」「東京エレクトロン」の5社が有利子負債0円だった。
現預金は「任天堂」(1兆2065億円)、営業キャッシュフローは「信越化学工業」(5535億円)がトップだった。
リスクモンスターは、スズキやファーストリテイリングについて、「負債は多いもののそれを上回る現預金を有していることがランキング上位の要因」と推測。また、「ネットキャッシュが1兆円を超えている任天堂と信越化学工業は、多額の現預金を有しており、かつ有利子負債が少ないことがランキング上位の要因といえる。新型コロナウイルスの終息や懸念される経済環境が改善した際は、ランキング上位の優良企業が積み上げたキャッシュを活用することで、景気回復の後押しになることを期待する」とコメントしている。
調査は3330社を対象に、7月1日時点で開示されていた決算書の分析結果に基づき実施した。日本会計基準では「現預金−(短期借入金+長期借入金+社債+1年以内返済の長期借入金+1年以内償還の社債+割引手形)」、国際財務報告基準では「現預金−有利子負債」または「現預金−(借入金+社債+割引手形)」「現預金−(短期借入金+長期借入金+社債+1年以内返済の長期借入金+1年以内償還の社債+割引手形)」のいずれかで算出した。
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