衆院議員の熊田裕通氏(自民・愛知1区)が、過去に女性教師をトイレに閉じ込め爆竹を投げ込んだ──という話を自身のWebサイトに“悪ガキ時代”などと自己紹介の形で掲載していたことに対し批判が相次ぎ、削除される騒ぎがあった。
問題になったのは、「議員への道」と熊田氏が自身を振り返るページのうち、「超元気!悪ガキ『ガクラン』時代」と題した部分。
「やんちゃな悪ガキでした」という中学・高校時代のエピソードを紹介する内容だが、「ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです」。女性教師がトイレ掃除の点検に現れた際、トイレのドアを押さえて閉じ込め、用意していた爆竹を投げ込んだ──という。「最後は涙声で『開けて〜』と絶叫調に変わってきた。『やった〜』と快感でしたね」などと顛末を記していた。
これに対し「犯罪的な内容をおもしろおかしく公表するのはいかがなものか」「女性への意識が透けて見える」などと批判する声がTwitterなどに相次いだ。
批判を受け、サイトからページの内容が削除された。熊田氏は「若い頃にやってしまった度を過ぎたいたずらについて、各方面より多くのご批判を頂きました。ご不快な思いをされたすべての皆様と、関係各位に心よりお詫び申しあげます」と謝罪する文章を掲載している。
熊田氏は自身の政治信条について「日本の未来を担う子供たちには学力のみならず、道徳心や公共を考える力、国を愛する意識など幅広い心の涵養が必要です」と述べている。
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