米Microsoftは1月14日(日本時間)、「Windows 7」のサポートを終了し、セキュリティ更新プログラムの提供など全てのサービスの提供を終える。サポート終了後はサイバー攻撃やウイルス感染などのリスクが高まるため、同社はWindows 10への移行を勧めているが、日本マイクロソフトによると国内ではいまだに約1400万台のWindows 7搭載PCが稼働していると推測されるという。
Windows 7は2009年10月に発売。15年1月には無償サポートや新機能リクエストの受付を行うメインストリームサポートが終了し、延長サポート期間となっていた。15日以降にWindows 7搭載のPCを起動すると、「お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています」という全画面通知が表示されるようになる。
日本マイクロソフトによると、20年1月の時点で、国内で稼働しているWindows 7搭載PCは法人で753万台、一般家庭で638万台だと推測されるという。米MicrosoftはWindows 10への移行が間に合わない法人に向け、23年1月までセキュリティ更新プログラムを提供するサービス「Windows 7 Extended Security Update」を提供している。
「Windows7の思い出」、Twitterでトレンド入り サポート終了まで残り1週間
Windows 7の2023年までの延長サポート、あらゆる企業が購入可能に Microsoftが方針転換
国内Windows 7 PC、法人1600万台、個人1100万台 サポート終了まで1年、移行支援強化
Surface Pro X、14日に発売 今日から予約受付 LTE常時接続に対応した2in1
2画面折りたたみタブレット「Surface Neo」登場 2020年発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR