情報処理推進機構(IPA)は7月27日、6月に実施したセキュリティ知識に関する国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」に82歳の受験者が合格したと発表した。これまでの最年長記録だった78歳を約3年ぶりに更新したという。
情報セキュリティマネジメント試験は、サイバー攻撃などから組織を継続的に守る情報セキュリティの基礎知識や技能を問う試験。内容の高度さに応じて4つのレベルに分かれる「情報処理技術者試験」の一つで、基本情報技術者試験と同じレベル2に当たる。2016年の創設以来、約22万人が受験しており、合格者は約半数という。
6月の試験を受験した人の数は1万3129人。合格者数は8032人(合格率61.2%)だった。都道府県や年齢別の受験者数・合格者数も集計しており、9月に公開する。
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