NHKは2月3日、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)に対し、システム開発費用としてこれまでに支払った代金の返還と損害賠償を求める民事訴訟を東京地方裁判所に提起した。訴訟請求額は54億6992万7231円。
NHKによると、2022年12月に受信料関係業務全般で使用する営業基幹システムの刷新を日本IBMに委託したという。日本IBMは1年2カ月以上業務を進めたが、24年3月に突然、大幅な見直しが必要と述べ、5月には1年半の納期の後ろ倒しを申し入れたという。
NHKは「申し入れ内容は事業継続に甚大な支障が生じる」として24年8月に契約を解除。それまでに支払った代金の返還を求めたが、返金されなかったため訴訟提起に至ったとしている。
日本IBMは、ITmedia NEWSの取材に対し、「本プロジェクトの対応につき、NHK様には協議を重ねて申し入れてきましたが、このような形になったことを非常に残念に思います。訴状が届いていないため、現時点では詳細なコメントは差し控えさせていただきます」と回答している。
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