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R Colin Johnson

R Colin Johnsonがアイティメディアで執筆した記事一覧です。

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記事一覧

「人間の仕事」を減らす:

次世代チップ関連の会議「ISPD」(2017年3月19〜22日、現地時間)では、「機械学習は、チップの設計において“人間の仕事”を減らす方向に向かっている」との見解が示された。

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携帯網がダウンしても大丈夫:

IBMは、スマートフォン用アプリ「The Weather Channel」向けに、ピアツーピア(P2P)通信で災害時のアラートなどを送信できるシステムを開発した。セルラーネットワークがダウンしていても、スマートフォン同士が次々にメッシュネットワークを形成することで、天気の情報や災害時のアラートをアプリで通知することができる。

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米ImageWare Systemsが開発:

米ImageWare Systemsが、最大で12種類の生体パラメータを使用する、安全性の高い生体認証システム「GoVerifyID」を開発したと発表した。パスワードなどからの置き換えを狙う。

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狙いはモバイルクラウド:

オーストラリアの4DS Memoryが、40nmプロセスを適用したReRAMを開発した。モバイルクラウドの分野をターゲットとする。

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ムーアの法則“延命”の鍵?:

米国のローレンスバークレー国立研究所が、カーボンナノチューブ(CNT)をゲートに用いて、ゲート長がわずか1nmのトランジスタを開発した。

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生体認証の開発進む:

Tessera Technologiesの完全子会社である米FotoNationは、一連の新しい生体認証アルゴリズムを開発したと発表した。顔認識および虹彩認識技術を適用することで、スマートフォンのパスワードを不要にすることが可能だという。

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電気自動車への搭載が加速?:

米大学が、出力パワー密度が12.1kW/LのSiC(炭化ケイ素)インバーターを開発した。全て市販の部品を使って実現している。そのため、専用の部品を開発すれば、出力パワー密度がさらに向上する可能性もある。

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NVIDIAに挑む:

Intelが、ディープラーニング向けASICやソフトウェアを手掛けるNervana Systemsを買収する。これにより、ディープラーニング向けGPU市場をけん引するNVIDIAに挑む考えだ。

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ロシアの研究チームが発表:

水晶よりも高性能、低消費電力、小型な発振器を実現できるとして、シリコンMEMS発振器が少しずつシェアを拡大している。そうした中、ロシアの研究所が、ダイヤモンド基板を使ったMEMS発振子を発表した。

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米のスタートアップが開発:

ダイヤモンドが近い将来、半導体業界にとって“親友”のような存在になるかもしれない。米国の新興企業であるAkhan Semiconductorが、ダイヤモンド半導体を確実に実現できる見込みであることを明らかにした。

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10nm以降もCMOSに注力:

「ISPD 2016」においてIntelは、10nmプロセス以降もCMOSに注力する考えであることを明らかにした。同社はそこで、ムーアの法則は微細化そのものというわけではなく、より多くのダイをウエハー上に形成することで利益を確保することだと、述べている。

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約6億円を投じる3カ年計画:

欧州が、III-V族化合物半導体の開発に本腰を入れる。IBMをはじめ、ドイツやフランスの研究機関、イギリスの大学など、欧州の知識を集結させて、III-V族半導体を用いたトランジスタの研究開発を進める。

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人工知能の新市場:

IBMの人工知能「Watson」が、スポーツ分野で採用され始めている。Watsonを搭載したヘッドバンドを選手に取り付け、脳震とうを起こしてないかをトラッキングするといった方法で使われている。

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腐った牛乳を検知:

米カリフォルニア大学バークレー校(UC Barkeley)が、3Dプリンタで、コンデンサやインダクタなどの受動部品を作成した。それを用いて、腐った牛乳を感知するためのセンサーを作ったという。

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EUVとSiGeチャネルで:

IBM Researchが、EUV(極端紫外線)リソグラフィとSiGe(シリコンゲルマニウム)チャネルを使用した7nmプロセス試作チップを発表した。IBM Researchはここ最近、最先端プロセスの研究開発成果の発表に力を入れていて、7nmプロセスの技術開発に自信を示してきたIntelに迫る勢いを見せている。

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中国製品と同レベルの低コストで:

欧州のプロジェクト「Sharc25」では、単接合型の薄膜CIGS太陽電池で変換効率25%を目指している。変換効率では、まだシリコン系太陽電池にはかなわない化合物系太陽電池だが、Sharc25に資金を投入するスイスの研究所は、その将来性を見込んで積極的に投資していくという。

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真皮まで画像化:

米国カリフォルニア大学の研究チームが、指の表皮だけでなく真皮まで画像化する“3D(3次元)指紋認証スキャナ”を開発した。表皮だけを見る現在の指紋スキャナとは異なり、表皮の下の組織まで画像化するので、なりすましが難しくなるという。極めて安全な指紋認証システムを実現する鍵になりそうだ。

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プロセス技術:

FinFETとFD-SOI(完全空乏型シリコン・オン・インシュレータ)の両方の技術を、用途などに合わせて採用しようと考える半導体メーカーが増えているという。ファウンドリ側も、こうしたニーズに柔軟に対応することが必要になってくる。

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プロセス技術:

IBMがIII-V族化合物半導体を使ったFinFETの開発成果を積極的に発表している。IBMは、局所横方向エピタキシャル成長(CELO)技術により、シリコンおよびSOI基板の両方に、通常のCMOSプロセスで、InGaAsのFinFETを形成したと発表した。

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企業動向:

IBMがビッグデータ解析のビジネスに力を入れている。同社は、クラウドサービス向けのデータ処理プラットフォームとして「Apache Spark」を採用すると発表した。3500人の研究員を投入する一大プロジェクトになりそうだ。さらに、100万人のデータサイエンティストを育成することも発表している。

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プロセス技術:

IBM研究所が、Si(シリコン)とIII-V族化合物半導体を組み合わせたナノワイヤを形成する技術を発表した。独自の「TASE(Template-Assisted Selective Epitaxy)」という技術を使って形成する。TASEで作成したInAs(インジウムヒ素)のナノワイヤは、5400cm2/Vsの電子移動度を達成したという。「ムーアの法則」を継続させる鍵になるかもしれない。

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ビジネスニュース 業界動向:

ドイツは、“世界で最もスマートな都市”の実現に向けて取り組みを始めている。あらゆる建物に太陽電池を取り付けるなど、“自給自足”できる都市を作るべく、さまざまな分野の技術の統合を図っていく。

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プロセス技術:

Qualcommは、米国で開催された「International Symposium on Physical Design(ISPD)」で、同社の3次元SoCの技術動向について語った。TSV(シリコン貫通ビア)を使わずに積層することで、小型化と歩留まりの向上を実現したいという。

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無線通信技術:

災害発生時などの人命救助の場において、昆虫をラジコンのように遠隔操作して生存者を捜索する、という時代が来るかもしれない。米国とシンガポールの研究チームが、ハナムグリという昆虫の飛翔筋を無線でコントロールし、飛行を自在に操る技術を開発した。

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新技術:

米国の大学が、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って、半導体チップ上に人工の心臓を作ることに成功したという。他の人工臓器をチップ上に形成し、マイクロ流路で接続すれば、薬剤が各臓器に与える影響などを研究できる可能性がある。

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ビジネスニュース 企業動向:

IBMが、機械学習によるデータ分析に強みを持つAlchemyAPIを買収したと発表した。これにより、IBMの人工知能(AI)「Watson」には、強力な画像分析の能力が加わるという。Watson関連の事業は、2018年には500億米ドル規模に成長する見込みだという。

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ビジネスニュース:

MIPI(Mobile Industry Processor Interface)アライアンスは、モバイルアプリケーションプロセッサ向けに、I2Cの拡張版である「I3C」を発表した。スマートフォンなどにさまざまなセンサーが搭載されるようになり、I2CやSPIだけでは対応しきれなくなっているためだ。

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ビジネスニュース 業界動向:

中国では第12次5カ年計画(2011〜2015年)が終わりに近づきつつある。同計画がどのように完了するのか、また、次の第13次5カ年計画(2016〜2020年)はどのような内容なのかに注目が集まっている。

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ビッグデータの利用をさらに加速:

IBMが人工知能「Watson(ワトソン)」を専門に扱う事業部Watson Groupの本部をニューヨークに開設した。Watsonは、研究開発、教育、医療、小売業、旅行/観光業など、さまざまな分野で既に活用が進んでいるが、今後はそれがさらに加速されるだろう。

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音質を追求:

STMicroelectronicsや、音声技術を手掛けるSoundchipらが、人工内耳の開発を進めている。同製品はSoundchipが策定した高品質サウンドの規格「HD-PA」に準拠するもので、既存の人工内耳よりも音を追求した製品になりそうだ。

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メモリ/ストレージ技術:

3次元DRAMの量産が始まり、相変化メモリ(PCM)、スピン注入磁気メモリ(STT-MRAM)など次世代メモリの技術開発がさかんになっている。ここでは、注目のメモリ技術を10個紹介する。

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プロセス技術:

POET Technologiesは、ムーアの法則を続ける鍵になる材料として、GaAs(ガリウムヒ素)を挙げている。高いスイッチング周波数を実現できるだけでなく、光回路と論理回路を同一チップに集積できるという利点もある。

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ビジネスニュース:

クイズ番組で人間のチャンピオンに勝利したことで、一躍有名になったIBMの人工知能「Watson」。このWatsonのアプリケーションプログラムが、ソフトウェア開発者向けに公開される。IBMは、「これによって現時点では想像もつかないような新たなソリューションの誕生を期待する」と述べている。

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材料技術:

“透明マント”は、物体を覆うことで光を屈折させ、その物体が透明になったように見せるものだ。これまでは、メタマテリアルから透明マントを作り出そうとする研究開発が盛んだったが、カナダの大学がメタマテリアルを使わずに物体を透明化する新しい方法を開発したという。

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センシング技術:

サムスン電子は、アップルの音声アシスタント機能「Siri」と同様のシステム「SAMI」のデモを披露した。SAMIは、クラウド内に存在するあらゆる種類のセンサーデータから情報を収集し、ユーザーに“アドバイス”することもできるという。

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プロセッサ/マイコン:

スーパーコンピュータ(スパコン)処理能力ランキング「TOP500」の2013年6月版が発表された。1位を獲得したのは中国の「天河2号」。旧機種「天河1号」は2010年11月版で1位になっているので、中国は2年半ぶりに首位を奪還したことになる。

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無線通信技術:

台湾の大学が、無線で操作できる体内埋め込み型の医療用機器を開発した。この機器は、痛みを感じる箇所の神経に電気刺激を与えるもので、患者の背骨の付け根に埋め込む。台湾当局から認証が得られれば、臨床実験に入る予定だ。

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プロセッサ/マイコン:

陽子線をガン細胞に照射して死滅させる陽子線治療。ガンの最先端治療として期待されているが、費用が高額で、照射ポイントの決定に時間がかかるのがデメリットとなっている。IBMの基礎研究所は、スーパーコンピュータを利用することで、陽子線治療の費用を下げられると提案する。

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