先日GoogleとAAPの間で和解が発表されたGoogle Book Search訴訟だが、これにASJA/NWU/SFWAなど複数の作家団体が司法省に調査介入を依頼する旨を明らかにした。
2005年から延々と続いている「Google Book Search訴訟」だが、ついに米国の出版業界内で場外乱闘まで始まった。
先週、米国の出版社団体Association of American Publishers(AAP)がGoogleと正式に和解を発表した件について、ASJA/NWU/SFWAなど複数の作家団体が司法省に調査介入を依頼する旨を明らかにした。
すでに7年目となるこの訴訟だが、その後の電子書籍の急速な台頭で作家たちとの力関係で不利になりつつあるAAPは、昨年末にGoogle側に寝返る方針に転換、原告団から離れ同社と和解した。
予想されたことではあるが、これに各作家団体が激怒、和解内容の開示に同意するか、もしくは米司法省による調査介入を要請する方針を発表した。作家団体The Authors Guildを中心にまだまだ審議が続きそうなGoogle Book Search訴訟の外で、乱闘まで始まってしまい、まさにバトルロイヤル状態になりつつある。
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