富士通プライムソフトテクノロジ,タオ,日本ビクターの3社がITRONベースのJavaソリューションを開発
【国内記事】 | 2001.06.07 |
富士通プライムソフトテクノロジと英タオ・グループおよび日本ビクターの3社は6月5日,情報家電やPDA向けにITRONをベースとしたマルチメディア対応Javaソリューションを開発したことを発表した。
今後3社は,拡大が予想されるインターネット対応情報家電やPDA市場に,より堅牢なシステムプラットフォームを提供することを目的に,ITRONおよび組み込み型Javaの分野で日本市場のニーズに応える製品を提供すべく協力していくという。
富士通プライムソフトテクノロジは,日本ビクターと共同で,タオが提供する組み込み用マルチメディアJava環境「intent」をITRON上にポーティングし,ハードウェアメーカーが迅速に製品を開発できる環境を実現。日本市場に最適な情報家電,PDA向けのプラットフォームを提供するという。
同ソリューションは,ジャストシステムが賛同を表明。ジャストシステムでは,日本語入力システム「ATOK Pocket」の提供により,同ソリューションの実現に向け協力していくとしている。
なお,同マルチメディア対応Javaソリューションは,6月4日からサンフランシスコで開催されている「JavaOne」カンファレンスのタオのブースでデモンストレーションされている。
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[ ITmedia]