NTT-MEの「XePhion」でも,ADSLをアクセス回線に利用可能に
| 【国内記事】 | 2001.07.19 |
エヌ・ティ・ティ・エムイー(NTT-ME)は8月上旬より,同社のIP-VPNサービス「XePhion」へのアクセス回線に,アッカ・ネットワークスが提供するDSL接続を利用できるようにする。
XePhion高速IPエクストラネットサービスは,IPv6やIP-CUG(Closed User Group)を用いたIP-VPNサービスで,企業イントラネットやエクストラネットの構築に利用されている。しかし従来,XePhionへのアクセス回線として利用できたのは専用線やATMのみ。このため,規模の小さな事業所や中小企業にとってはコスト負担が大きかった。
これに対し,足回りにアッカ・ネットワークスの提供するADSLやSDSLサービスを利用することで,アクセス回線部分のコストを大きく削減できるという。ただし料金は構成に応じて変動するため明らかにされていない。また,サービス提供地域は,アッカ・ネットワークスのDSLサービス提供地域に準じるという。
予定されている品目は,アッカ・ネットワークスが提供するDSLサービスのうち,上りは128Kbps〜512Kbps,下りは128Kbps〜1.5Mbps(最低確保帯域は16Kbps〜512Kbps)まで5種類だ。インターネットへの接続はオプションの形で提供される。DSLで接続している拠点間の通信も可能となっており,国内の拠点すべてをDSLで接続したり,トラフィックの量に応じて専用線とDSLで使い分けたりと,柔軟にネットワークを構成できると言う。
同日アッカ・ネットワークスは,9月より「G.dmt AnnexH」規格に基づいた,上り下りとも1.5Mbpsの対称型サービスを開始すると発表している。NTT-MEでは,このサービスが開始となり次第,これもXePhionの接続メニューに加える予定だ。このG.dmt AnnexHベースのサービスは,NTTコミュニケーションズの「スーパーOCN DSLアクセス」のアクセス回線としても提供される。
なお,IP-VPN網へのアクセス回線にADSLを利用できるサービスとしては,既にAT&Tグローバル・サービス(AT&T GNS)の「ユニバーサルVPN・ブロードバンドアクセス」,NTTPCコミュニケーションズの「CUNets」,KDDIの「ANDROMEGA IP-VPN」がある。これからの拠点間の接続手段として,DSL接続は企業にとって有力な選択肢の1つとなりそうだ。
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[ ITmedia]
