アットマーク・アイティとデジタルアドバンテージ，.NETベースのパイロットサイトをオープン
| 【国内記事】 | 2001.08.27 |
アットマーク・アイティとデジタルアドバンテージは8月27日，マイクロソフトが推進する次世代インターネット技術「Microsoft .NET」を用いたIT技術者向けパイロットサイト「NetDictionary」を公開した。
NetDictionaryは，インターネット電子辞書を例として， .NET技術の可能性を検証し，開発手法や活用法などの情報をIT技術者向けに提供していくことを目的にしている。
ここでは，各種電子辞書を.NET技術を用いてインターネット上に公開することにより，これらの電子辞書を「Webサービス」として，さまざまなアプリケーションの中に組み込んで利用することを可能にする。
またプロジェクト自身は，Webサービス時代の電子辞書がどうあるべきかを模索する試験目的を主としている。このプロジェクトで公開される辞書データは，紙媒体や電子媒体などで公開されているデータをそのまま使用し，できるだけ実運用レベルに近い評価や検証を可能にするという。
同サービスは，テスト目的での使用に限り無償で利用できるとしている。同プロジェクトで当初公開される電子辞書のデータは，アットマーク・アイティが運営するIT専門家向けWebサイト「＠IT」 にて公開されているコンピュータ用語辞書「Insider's Computer Dictionary」（ICD）と，三省堂とイーストの協力により提供される「デイリーコンサイス英和・和英・国語」などとなっている。
一方，＠IT内の「Insider .NETフォーラム」では，NetDictionaryの開発を中心とする .NET技術を用いたWebサービス開発に関する詳細な解説記事を同時並行で展開していくとしている。
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[ ITmedia]
