RSA,PDA端末やケーブルモデム向けの暗号化ツールキットを発売

【国内記事】 2001.09.27

 RSAセキュリティは9月27日,携帯電話端末やPDA向けの暗号化ツールキット「RSA BSAFE Wireless Core」と,DOCSIS準拠のケーブルモデムに認証・暗号化機能を組み込む「RSA BSAFE Broadband」を発表した。いずれも同社の暗号化ツールキット「BSAFE」ファミリの一部となり,10月3日より出荷が開始される予定だ。

 RSA BSAFE Wireless Coreは,メモリ容量やプロセッサなどの点で制限がある小型情報機器に,暗号化機能や署名機能を組み込むためのツールキットだ。Windows CE 3.0やPalm OS,EPOCなど複数のPDA向けOSに対応している。限られたメモリでも暗号処理を実現できるよう,暗号アルゴリズムのコードサイズを小さくし,処理速度を高速化させた点が特徴だ。

 一方RSA BSAFE Broadbandは,DOCSIS 1.1準拠のケーブルモデムに,X.509電子証明書を用いた認証や暗号化機能を組み込むためのツールキットだ。PKIやセキュリティ関連プロトコルの実装に必要な暗号化アルゴリズムをサポートするほか,公開鍵生成や素数判定,擬似乱数生成などのルーチンも含んでおり,ケーブルモデムに短期間でセキュリティ機能を組み込めるという。

 さらに同社はケーブルモデムベンダー向けに,DOCSIS 1.1準拠の簡易認証局パッケージも提供する。これにより,ケーブルモデムのメモリに焼き込まれ,その有効性の検証に用いられる電子証明書を,ベンダーの施設内で容易に発行できる。

 ライセンス料は,RSA BSAFE Wireless Coreが500万円から,RSA BSAFE Broadbandは250万円からとなっている。

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[ITmedia]