マイクロソフト,Tablet PCの最新デモを紹介
| 【国内記事】 | 2001.11.01 |
パシフィコ横浜で開催されているフラットパネルディスプレイ(FPD)関連の展示会「LCD/PDP International 2001」の2日目となる11月1日,基調講演にマイクロソフトのプロダクトディベロップメントリミテッドの藤井照穂プレジデントが登場した。「モーバイルの未来“新たなFPDの用途を開く”」をテーマに講演を行い,PassPortや.Net My Servicesを用いたモーバイルへの取り組みや,Tablet PC,Pocket PCなどが紹介された。特に,Tablet PCについては,先日米国で開催された「Microsoft PDC」で紹介されたばかりの最新デモも日本で初めてお披露目された。
藤井氏は,FPD市場を下支えする携帯電話やPDAをはじめとしたモーバイル市場の動向について,「ビジネス市場に注力することで,携帯端末の市場はさらに伸びる」と話す。ビジネスモーバイル市場の本格的な立ち上がりに向け,確実な手ごたえを感じているようだ。
同氏は,プロセッサや高精彩化するLCDなどのハードウェア,PDAやPocket PCなどのスマートデバイス,ブロードバンドやIEEE 802.11bによるワイヤレスLANなどのネットワーク事情,XMLなどの標準化の動向を挙げ,「モーバイル環境の準備が整ってきた」と意気込んだ。
また藤井氏は,「現状ではインターネットの潜在能力が発揮できていない」とも話す。例えば,ホテルや鉄道,レストランをインターネットで予約する場合に,現状はそれぞれのWebサイトを訪れ,別々の予約フォームに記入しなくてはならず,非常に煩わしいという。そこで同社がアピールするのが,シングルサインオンの認証サービスのPassPortサービスだ。PassPortにサインオンして認証を受ければ,ホテルと鉄道,レストランを予約するような手続きが一連の動作の中でできてしまうわけだ。
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| PassPortを入り口とする.NET My Services |
Tablet PCデモ
この日,Tablet PC開発のデモも行われた。マイクロソフトはTablet PC向けOSとして,Windows XP Professionalのスーパーセット「Windows XP Tablet PC Edition」を開発したという。Windows XP Tablet PC Editionでは,全ての機能がペンで操作できる。また,「Tablet PC SDK」を利用することで,ペンを利用する新しいアプリケーションを開発できるという。
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| Windows XP Tablet PC Editionを搭載したTablet PCの試作機の画面 |
デモでは,手書き文字で書かれたシート上で特定のキーワードを検索する機能が紹介されている。これには,VBAのマクロで「インクタイプ」という新しいライブラリが利用される。
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| 手書き資料(上)で「meeting」を検索する。資料は文字として認識されている(下) |
また,Pocket PCについて「Pocket PC 2002」や,昨日発表された「Windows CE for Automotive v.3.5」についても触れられた。
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[怒賀新也 ,ITmedia]




